私たちは小児医療を志される方々とともに研鑽し、病めるこども達に、より良質の医療を提供することを願っております。
後期研修、小児各科専門研修、スタッフの一員として当院勤務をご希望の方は遠慮なくご連絡ください。 エネルギー溢れる方々を歓迎します。
※ランチゼミ:昼食をとりながら30分程度で小児科医として知っておくべき内容のミニレクチャー
令和2年度の予定はこちら
定員、選択方法、採用条件など
定員 | 各年若干名 |
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採用予定日 | 各年4月1日 |
選考方法 | 書類、筆記試験、面接 |
応募方法 | 「こちら」のページからダウンロードのうえ、総務課へ提出をお願いします。 |
採用条件 |
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教育課程
- 研修内容
- 原則として各専門診療科を3(~4)か月毎にローテートします。
- 指導医の指導・監督の下で担当医として児の管理・基本的検査方法について学びます。
(上級医は指導医と連携しながら研修医を指導します。) - 小児救急、プライマリーケア研修の一環として、一定の経験を積み次第、院外の市急患センターや保健所における乳幼児検診等に出務する(出動料あり)。
※修練目標への到達度により他の医療機関での研修についても考慮します。
期間中の小児科以外の診療科(小児外科、麻酔科、こころの診療科など)での研修、 また3年目については希望の診療科での研修についても考慮します。
- 到達目標
- 小児科一般学習目標
発達成長期にある小児を全人的に理解する事に努め、1次から3次までの幅広い疾患・病態について研修し、 必要とされる知識と技術、とくに発達段階・年齢に応じた対応(信頼関係の構築法、診察法、処方等)の習得に努める。 同時に、小児の健康増進、疾病予防についても十分な知見を持つ必要がある。 また、小児期特有の親子関係、成長発達過程にある小児の精神状態の把握に努める。 - 小児科個別学習目標
小児の発達段階・年齢に応じて
1. 成長・発達を正しく評価判定し、栄養指導ができる。
2. 診療に必要な基礎的手技を修得する。
3. 診療に必要な各検査項目の意義を理解し、その結果を評価判定できる。
4. 救急疾患への適切な対応ができる。
5. 小児保健の意義を理解し、保健指導ができる。
6. 小児期特有の心理的変化を理解し、精神発達段階の評価ができる。 - 修得すべき手技
小児の発達段階・年齢に応じた
1. 身体測定、検温、血圧測定、鼓膜検査
2. 採血(静脈、動脈)、各種注射、静脈路確保
3. 導尿、浣腸、胃管挿入
4. 吸入
5. 簡単な外傷の処置、消毒法
6. 呼吸管理
7. 腰椎穿刺
8. 骨髄穿刺 - 修得すべき検査法
[自ら実施、評価判定する]
1. 検尿、検便、血算、髄液検査、血液型判定、クロスマッチ、ツベルクリン反応
2. 出血時間、血液ガス分析、骨髄標本判読
3. 心電図
[検査を依頼し、自ら評価判定する]
4. 細菌学的検査
5. 超音波検査(胸部、腹部、頭蓋部)、単純X線検査、消化管造影検査、経静脈腎盂造影、基本的CT検査、
基本的MRI検査、基本的RI検査
その他、日本小児科学会専門医の到達目標に準じます。
- 小児科一般学習目標
- 勤務様態
- 勤務時間:4週8休制 日勤 9:00-17:30、準夜勤 13:30-22:00、深夜勤 22:00-7:30
ただし各診療科の事情によります。
- 勤務時間:4週8休制 日勤 9:00-17:30、準夜勤 13:30-22:00、深夜勤 22:00-7:30
- 教育・学会関連
以下の活動に積極的に参加します。
- 抄読会関連:文献の抄読会
- 症例検討会:院内研究発表会、回診、関連科との症例検討会、看護部等との入院児検討会
- 学会・論文発表:症例報告や臨床的研究の発表、筆頭著者としての論文執筆
原則として小児科専門医または上級医の指導・監督のもとに診療する。
評価
研修修了時に診療態度、基本手技取得状況、疾患・検査に対する理解度について所定の様式で評価します。
研修修了の認定
研修医より申告された到達目標の自己評価表、及び各プログラム固有の評価項目についての自己評価結果、ならびに指導医の評価結果に基づき、研修委員会が臨床研修の修了を認定します。
なお、原則として小児科学会専門医資格の取得をもって修了とします。
研修プログラムの管理運営
教育・研修カリキュラムの作成・運用・評価、個々の研修医・専攻医の研修計画の立案・遂行・評価、研修施設・環境の整備、指導体制の整備、委員会開催の調整などは、福岡市立こども病院 教育研修支援室(責任者 原 寿郎)が担当します。
小児各診療科専門研修
1. プログラムの目的・特徴
小児科学会専門医資格取得後、さらにサブ・スペシャルティ資格の取得を目的とするプログラムです。
研修期間は各自の専門研修域、研修歴等により異なりますが、凡そ2~3年間を要します
2. プログラム責任者
循環器科 | 佐川 浩一 |
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小児神経科 | 吉良 龍太郎 |
腎疾患科 | 郭 義胤 |
内分泌・代謝科 | 都 研一 |
新生児科 | 金城 唯宗 |
小児感染症科 | 水野 由美 |
総合診療科 | 古野 憲司 |
3. 定員、選択方法、採用条件など
定員 | 各科若干名 |
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採用予定日 | 各年4月1日
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選考方法 | 書類、面接 |
応募方法 | メールで問い合わせてください。所定の書類を発送します。 |
処遇 |
医師(有期職員)、報酬等は福岡市立病院機構規程によります(月給制、諸手当は別途支給、賞与あり、厚生年金・健康保険・労災保険適応)
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4. 研修内容と到達目標
診療科毎に別途設定。専門研修終了後は正職員として採用の途があります。
心臓血管外科専門研修
心臓血管外科専門医の育成を目的とする1~3年間の臨床修練制度で、新生児、乳児の先天性心疾患の外科治療を中心に、高度医療の修練を目指す研修コースです。当院は、日本胸部外科学会心臓血管外科専門医認定機構の基幹施設として位置づけられており、国内有数の手術件数を有しています。
随時面接・採用します。関心のある方はメール(f-kodomo(at)fcho.jp)等で連絡してください。
※(at)は@に置き換えて下さい。
(担当:副院長 角 秀秋)※詳細について説明いたします。
心臓血管外科ホームページへ»
資格 | 医師免許を有し、2年間の卒後研修修了もしくは終了見込みの医師。 |
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待遇 | 医師(有期職員)、報酬等は福岡市立病院機構規程によります (月給制、諸手当は別途支給、賞与あり、共済年金・健康保険・労災保険適応)。 |
泌尿器科専門研修
泌尿器科では、スタッフと共にこどもたちの診療に携わる医師を募集しています。
当院は日本泌尿器科学会専門医教育認定施設として他府県からの紹介例も多く、症例は極めて豊富です。また、年間約400例の手術例があり、 なかでも尿道下裂手術、膀胱尿管逆流防止手術は平均して年間60例余と国内有数の件数です。当科での臨床修練で、各種小児泌尿器疾患に対する適切な診療、 検査等を含む診断法、治療(手術)方法を一通り学ぶことができます。
随時面接・採用します。関心のある方はメール(f-kodomo(at)fcho.jp)等で連絡してください。
※(at)は@に置き換えて下さい。
(担当:泌尿器科科長 鯉川 弥須宏)
泌尿器科ホームページへ»
資格 | 医師免許を有し、2年間の卒後研修修了もしくは終了見込みの医師。 |
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待遇 | 医師(有期職員)、報酬等は福岡市立病院機構規程によります (月給制、諸手当は別途支給、賞与あり、共済年金・健康保険・労災保険適応)。 |
小児外科専門研修
小児外科専門医を目指される方、一般外科医として小児外科での経験を必要としておられる方を募集しています。当院は日本小児外科学会ならびに日本外科学会の指導医を有する認定施設です。診療実績については当院ホームページの小児外科の項を参照ください。
随時面接・採用します。
関心のある方はメール(f-kodomo(at)fcho.jp)等で連絡してください。(担当:小児外科科長 林田 真)
※(at)は@に置き換えて下さい。
小児外科ホームページへ»
資格 | 医師免許を有し、2年間の卒後研修修了もしくは終了見込みの医師。 |
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待遇 | 医師(有期職員)、報酬等は福岡市立病院機構規程によります (月給制、諸手当は別途支給、賞与あり、共済年金・健康保険・労災保険適応)。 |
産科医師(後期研修、専門研修)募集
周産期に興味のある産婦人科医師を募集しています。。
当院は、日本産科婦人科学会専門医制度専攻医指導施設、日本周産期・新生児医学会周産期(母体・胎児)専門医認定施設で、小児専門病院としての特殊性を活かし、関連各科と連携してあらゆる胎児・新生児疾患に対応できる高度な周産期管理を学ぶことができます。また、胎児超音波スクリーニング、羊水検査、絨毛検査などの胎児診断や、双胎間輸血症候群に対する胎児鏡下胎盤吻合血管レーザー凝固術(FLP)、TRAP sequence(無心体双胎)に対するラジオ波凝固術、胎児胸腔・羊水腔シャント術などの胎児治療の研修もできます。希望があれば、NICUの研修も可能です。
随時面接・採用します。 関心のある方はメール(f-kodomo(at)fcho.jp)等で連絡してください。(担当:周産期センター長 月森 清巳)
※(at)は@に置き換えて下さい。
資格 | 医師免許を有し、2年間の卒後研修修了もしくは終了見込みの医師。 |
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待遇 | 医師(有期職員)、報酬等は福岡市立病院機構規程によります (月給制、諸手当は別途支給、賞与あり、共済年金・健康保険・労災保険適応)。 |
麻酔科医師(後期研修,専門研修)募集
麻酔専門医(日本専門医機構),小児麻酔認定医(日本小児麻酔学 会),心臓血管麻酔専門医(日本心臓血管麻酔学会)を目指す麻酔科標榜医・麻酔科専門医を募集します。
当院は麻酔科認定病院(日本麻酔科学会),心臓血管麻酔専門医認定施設(日本心臓血管麻酔学会)です。
新生児を含む小児全般の気道・呼吸管理の実践的な研修が可能で, サブスペシャリティとしての小児麻酔を月30~50例のペースで集中的に経験できます。
外科・整形外科・泌尿器科の手術では硬膜外麻酔・神経ブロックを積極的に用いているほか,急性痛管理にも力を入れており硬膜外鎮痛やPCAなどを行っています。
先天性心疾患の手術件数・成績は国内トップレベルを誇り,研修の進達度に応じてシニアスタッフ指導下での複雑心奇形の根治手術・姑息手術の麻酔管理担当も考慮します。
随時面接・採用します。
当院事務部 総務課までメール(f-kodomo(at)fcho.jp)でご連絡いただければ,詳細についてご説明いたします。
※(at)は@に置き換えて下さい。
(担当:手術・集中治療センター長 水野 圭一郎)
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