小児・周産期医療を志される方へ

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新生児集中治療コース

新生児集中治療コース(新生児科研修)は、新生児の全身管理(呼吸管理、循環管理、栄養管理など)と退院後のフォローアップを中心に研修を行います。新生児科ベッド数はNICU 21床、GCU 18床で、日本周産期・新生児医学会新生児専門医研修施設の基幹施設に認定されており、年間400~450例の入院があります。当院新生児科研修の特徴は、胎児治療例、超早産・超低出生体重児例、双胎症例、外科症例(心臓外科、小児外科、脳外科、泌尿器科、整形外科など)、先天奇形症例など様々な症例の主治医として診療していきます。そして、分娩立ち合いや病棟での集中治療を通じて新生児蘇生法や全身管理を身に付けていきます。1500g未満の極低出生体重児は年間50例前後の入院があり、先天性心疾患は年間120症例前後が九州各県より集まり、術前術後管理を小児循環器科と連携して診療します。各専門診療科との連携も良好で合同カンファレンスが活発に行われており、学会発表は若手中心に行っています。またドクターカーによる新生児搬送、三角搬送を行っています。臨床研究・論文作成は九州大学小児科新生児グループと連携して行うことが可能です。勤務は2交代制で行っています。胎児エコーを勉強したい小児循環器科医や、小児外科医、育児中で日勤だけ働きたい先生、外来フォローアップに興味がある先生、新生児在宅医療の研修に興味がある先生等、希望に合わせて勤務可能です。また周産期母体管理に興味がある先生は、母体・胎児の研修も可能(1年間コースでは3ヶ月、2・3年間コースでは6~12ヶ月)です。新生児の集中治療管理の枠を超えて研修を進めることも可能です。

新生児科長 金城唯宗


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